「九九はもう覚えた!」そんなお子さんでも、九九の表の隠されたパターンを知っている人は少ないのではないでしょうか。
実は九九の表には、知っておくと計算ミスが減り、算数がもっと楽しくなる法則がたくさん隠れています。今回はその秘密を大公開します!
秘密①:かける順番を入れかえても答えは同じ(交換法則)
3×4と4×3、答えはどちらも12です。
これを交換法則といいます。九九の表を縦と横で見ると、同じ数が対称に並んでいることがわかります。つまり九九は81個に見えて、実際に覚えるべき組み合わせはずっと少ないのです。
秘密②:9の段は十の位と一の位を足すと必ず9になる
9の段を見てみましょう。
- 9×1=9 → 0+9=9
- 9×2=18 → 1+8=9
- 9×3=27 → 2+7=9
- 9×4=36 → 3+6=9
どれを足しても必ず9になります。9の段を忘れてしまったときはこの法則を使えば答えを確かめられます。
秘密③:対角線に並ぶ「平方数」
九九の表の左上から右下への対角線を見てください。1、4、9、16、25、36、49、64、81と並んでいます。
これらは同じ数どうしをかけた数(平方数)です。1×1、2×2、3×3…というように、規則正しく並んでいます。
秘密④:5の段は一の位が5と0の繰り返し
5の段の答えを見ると、一の位は5→0→5→0と交互に繰り返されます。5の段は偶数をかけると一の位が0、奇数をかけると一の位が5になります。
秘密⑤:7×8を忘れたときの裏ワザ
7×8がどうしても出てこないときは、7×7=49に7を足して56と計算できます。
このように、覚えている計算をベースに1つ足したり引いたりすることで、忘れた九九を別ルートで求めることができます。
秘密⑥:長方形の対角線の積が等しくなる
九九の表の中で長方形を作ると、対角線上の2つの数の積が等しくなります。これは交換法則と深く関係した不思議な性質です。
動画でさらに詳しく確認しよう
図を使いながら丁寧に解説しているので、ぜひ動画もご覧ください。練習問題も用意しています。
練習問題に挑戦しよう
以下の問題を解いてみてください。
- 9×7の答えを「9の段の秘密」を使って確かめてみよう
- 6×8を忘れたとき、別ルートで求める方法を考えてみよう
- 九九の表で長方形を1つ作り、対角線の積が等しいか確かめてみよう
答えは問題集PDFでも確認できます。
まとめ
- 交換法則を使えば覚える量が半分になる
- 9の段は十の位と一の位を足すと必ず9になる
- 対角線には平方数が並んでいる
- 5の段の一の位は5と0の繰り返し
- 忘れた九九は「隣の計算+1段分」で求められる
九九は暗記だけでなく、パターンを理解することで算数全体の力がアップします。ぜひ今日から九九の表を新しい目で見てみてください!



コメント