「小数のかけ算、整数のかけ算はできるのに小数点の位置がわからなくなる…」そんなお子さんに朗報です。実はこの計算は3つのステップを覚えるだけで、どんな問題も解けるようになります!

算数のテストでも点差がつきやすい重要単元、小数のかけ算。今回は、正しい計算手順からテストで狙われやすい落とし穴、そして面積や体積の計算にも直結する小数点のきまりまでを分かりやすく紹介します。まずは以下の解説動画をチェックしてください。
計算の3ステップ
- 小数点を無視して整数として計算する
- かけた数の小数点以下の桁数を合計する
- 答えに小数点をつける
この3ステップだけです!具体的に見ていきましょう。
パターン①:小数×整数(例:3.2×5)
ステップ1:32 × 5 = 160(小数点を無視して計算)
ステップ2:3.2の小数点以下は1桁
ステップ3:160の右から1桁目に小数点をつける → 16.0
答えは16です。
パターン②:小数×小数(例:1.2×3.5)
ステップ1:12 × 35 = 420(小数点を無視して計算)
ステップ2:1.2は1桁・3.5は1桁 → 合計2桁
ステップ3:420の右から2桁目に小数点をつける → 4.20
答えは4.2です。
お買い物で考えてみよう
「1個1.5kgのりんごを3個買いました。合計は何kg?」
1.5 × 3 を計算します:
ステップ1:15 × 3 = 45
ステップ2:1.5は小数点以下1桁
ステップ3:45の右から1桁に小数点 → 4.5kg
つまずきやすいポイント①:答えの先頭に0がくる場合
たとえば0.4 × 0.2を計算すると:
ステップ1:4 × 2 = 8
ステップ2:0.4は1桁・0.2は1桁 → 合計2桁
ステップ3:8の右から2桁目に小数点 → 0.08
「08」ではなく「0.08」と書くことに注意!先頭の0を忘れがちです。
つまずきやすいポイント②:小数点を動かす方向
小数点は右から数えてつけます。左からではないので注意しましょう。桁数を数えるときは答えの右端から数えてください。
動画でさらに詳しく確認しよう
お買い物の例を使いながら丁寧に解説しています。ぜひ動画もご覧ください!
練習問題に挑戦しよう
- 2.4 × 3 = ?
- 1.5 × 2.4 = ?
- 0.6 × 0.8 = ?
問題集もダウンロードできます。ぜひ練習してみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 筆算で計算するとき、小数点の位置を縦にそろえて書いてしまいがちです。どうアドバイスすれば良いですか?
A. 足し算や引き算の筆算は小数点の位置をそろえますが、掛け算は「右端(最後の数字)」をそろえて書くのが正しいルールです。最初はあえて小数点を書かずに、普通の整数の掛け算のつもりで右端をそろえて計算させ、最後にかけた数の小数点以下の桁数を合計して打つ、というステップを別々に分ける練習をすると、混乱が起きにくくなります。
Q. 「1.5 × 2.4 = 3.60」のように、末尾が0になる場合の注意点はあります check ですか?
A. 小学生が最も間違いやすい、テストの超頻出ポイントです。3ステップのルール通り「15 × 24 = 360」から2桁戻して「3.60」と小数点を打った後、一番最後の「0」を斜線で消して「3.6」と答えを書く必要があります。この『小数点を打った後に、末尾の不要な0を消す』という一連の流れをセットで覚えることが重要です。詳しい小数の性質や表記ルールを学ぶ上でも、この処理は必須の減点対策となります。
まとめ:小数点の打つ位置を完全攻略しよう
位を正しく戻す手順をマスターすることは、この後に習う割合の文章題や、円の面積、円柱の体積など、中学受験の算数におけるあらゆる重要単元でスムーズに計算を進めることができるようになる、とても強力な土台となります。動画と無料ダウンロードできる問題集を活用して、しっかりと練習しておきましょう!
▼ 他の算数シリーズ(特殊算や暗算のコツなど)の解説記事もあわせてチェックしてみてください。さらに算数が得意になりますよ!
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