小学5年生の算数で、子供たちが最もつまずきやすく、親御さんも「どう教えればいいの?」と頭を抱えるのが分数の計算、特にわり算です。
「なんでわり算なのに、分母と分子をひっくり返してかけるの?」
お子さんからこう聞かれたとき、自信を持って理由を説明できますか?
「そういうルールだから暗記しなさい!」と済ませてしまうと、後々の応用問題で必ず壁にぶつかってしまいます。
この記事では、複雑な算数の仕組みを誰でもわかるシンプルな考え方に落とし込み、お子さんがスッキリ理解できる教え方のコツをわかりやすく解説します!

まずは動画でイメージを掴もう!
文章を読むのが苦手…というお子さんは、まずはこちらの動画をご覧ください!
図やイラストを使って「なぜひっくり返すのか」を視覚的に丁寧に説明しています。
一緒に動画を見ながら学習を進めるのが一番の近道です。
「なぜひっくり返してかけるの?」をわかりやすく説明するコツ
分数の計算が難しい理由は、「なぜひっくり返してかけるのか(逆数をかけるのか)」が直感的にわかりにくいからです。
これを子供に説明するときは、具体的な数字とイメージを使うのが鉄則です。
たとえば「6 ÷ 1/2」という計算を考えてみましょう。
- 「6を1/2で割る」とは
「6の中に、1/2(半分)サイズのものがいくつあるか?」を求めることです。 - ケーキで想像してください。
1つのケーキを半分(1/2)に切ると、2個のピースができますよね。
(1の中に1/2は「2個」ある) - では、ケーキが6つあったら、半分のピースは全部でいくつになりますか?
- そうです。6つのケーキそれぞれから2ピースずつ取れるので、6 × 2 = 12個 になります。
つまり、「6 ÷ 1/2」の答えは「12」です。
これは「6 × 2/1」を計算した結果と全く同じになりますよね。
このように、分数で割ることは、その分母と分子をひっくり返した数(逆数)をかけることと同じ結果になるという仕組みなのです。
テストで失点する!よくある2つの間違い
仕組みがわかったら、次はテストで うっかりミス をしないための注意点です。
🚨 間違い①:両方の分数をひっくり返してしまう
割られる数(左側)の分数までひっくり返してしまう子が意外と多いです。
ひっくり返すのは、必ず割る数(÷の右側)だけだと徹底しましょう。
🚨 間違い②:最後に約分を忘れる
一生懸命計算して答えを出したのに、約分を忘れてバツになるのは本当にもったいないです。
答えが出たら「これ以上割れないか?」を必ず確認するクセをつけさせましょう。
計算の途中でナナメに約分してしまうのが一番ミスが少ない方法です。
練習問題にチャレンジ!
それでは、ノートと鉛筆を用意して解いてみましょう!
- 3/4 ÷ 1/2 = ?
- 2/3 ÷ 4/9 = ?
- 5/6 ÷ 5/3 = ?
解答と解説
解けましたか?しっかりひっくり返して計算できたか確認しましょう。
- 3/2(1と1/2)
【解説】3/4 × 2/1 に直します。2と4で約分して計算します。 - 3/2(1と1/2)
【解説】2/3 × 9/4 に直します。2と4、3と9でそれぞれクロスして約分します。 - 1/2
【解説】5/6 × 3/5 に直します。5同士が消えて1になり、3と6で約分します。
まとめ:分数のわり算をマスターしたら、次のステップへ!
分数のわり算は、ただルールを丸暗記するのではなく、なぜひっくり返すのかの理屈を一度でもしっかり理解しておくことで、中学校の数学になっても崩れない本物の計算力が身につきます。
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