【原罪シリーズ・色欲】TOKYO LUST制作秘話|90s Rave Techno×昭和の世界観をAIで作った方法

AI音楽

X(旧Twitter)で話題になったアルパカ紳士さん主催の「原罪シリーズ企画」に参加して制作した8曲のうちの1曲、「TOKYO LUST 〜極彩の幻影〜」の制作秘話をお届けします。

90年代レイヴテクノと昭和歌謡という一見ミスマッチな組み合わせが、AIの力でどのように融合したのか。制作ツールから世界観の作り方まで詳しく紹介します。

原罪シリーズ企画とは?

アルパカ紳士さんがX上で主催した「七つの大罪(原罪)をテーマにAI音楽MVを制作する企画」です。参加者それぞれが原罪(色欲・怠惰・憤怒・強欲・傲慢・嫉妬・大食)をテーマに楽曲とMVを制作しました。

この企画を通じて、画像生成・動画生成・編集まで一連のAI制作ワークフローを実践的に学ぶことができた、非常に刺激的な企画でした。

「色欲(Lust)」をテーマにした理由

7つの原罪の中から「色欲」を選んだのは、90年代のジュリアナ東京・レイヴカルチャーとの親和性を感じたからです。バブル崩壊後の狂乱と退廃、そして昭和歌謡の情念という要素が「色欲」というテーマと自然に結びつきました。

楽曲制作:Suno AIで世界観を構築

楽曲はSuno AIで制作しました。プロンプトのポイントは:

  • ジャンル指定:「90s Rave Techno × 昭和歌謡」という一見矛盾する組み合わせを明示
  • 雰囲気指定:「サイバーパンク・ジュリアナ・狂気・退廃」などのキーワードを組み合わせ
  • 歌詞:昭和歌謡の情念とレイヴカルチャーのスラングを融合させたオリジナル歌詞を自分で制作

何度かプロンプトを調整しながら、狙い通りの「バグと狂気のダンスチューン」に仕上げました。

画像生成:Midjourneyで世界観を視覚化

MVの素材画像はMidjourneyで生成しました。90年代サイバーパンク・ジュリアナ的な世界観を視覚化するために:

  • ネオンカラーと昭和レトロの融合をプロンプトで指定
  • キャラクターは極彩色の衣装・派手なメイクで統一
  • 背景はサイバーパンク都市と昭和的な空間を組み合わせ

Midjourneyの強みは世界観の一貫性を保ちながら大量の素材を生成できること。複数のシーン素材を効率よく作れました。

動画生成:HedraとRunwayで動きをつける

静止画に動きをつける工程で活躍したのがHedraRunwayです。

  • Hedra:キャラクターの口の動きをリップシンクさせる。歌唱シーンのリアリティが大幅に向上
  • Runway:静止画をアニメーション化。カメラワークや動きのエフェクトを追加

この2つを組み合わせることで、静止画だけでは出せない「動きのある世界観」を実現できました。

編集:CapCutで仕上げ

最終的な映像編集はCapCutで行いました。楽曲のビートに合わせたカット編集、エフェクトの追加、テロップ入れまでCapCut一本で対応しました。直感的な操作性で、AI生成素材との相性も抜群です。

制作を通じて学んだこと

この原罪シリーズ企画を通じて、AIを使ったMV制作の全ワークフローを実践的に習得できました。

  • Suno AIで楽曲生成・歌詞制作
  • Midjourneyで世界観に合った画像生成
  • Hedraでリップシンク動画生成
  • Runwayで静止画のアニメーション化
  • CapCutで最終編集・書き出し

各ツールの得意分野を組み合わせることで、一人でもクオリティの高いMVが制作できることを実感した企画でした。残り7曲の原罪シリーズも順次制作秘話を公開予定です!

使用ツール一覧

  • 楽曲生成:Suno AI
  • 画像生成:Midjourney
  • 動画生成(リップシンク):Hedra
  • 動画生成(アニメーション):Runway
  • 編集:CapCut

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